シャンプー

化学物質とは…

私たちは朝起きてから寝るまでの間、食品添加物や農薬を使用した食品を口にし、合成界面活性剤を含む多くの日用品や化粧品、 便利なプラスチック製品を使い、建材、壁紙、カーテン、繊維などの多くの化学物質に囲まれた生活をしています。
私たちの身近にあるこの恐ろしい化学物質は、日々体内に吸収されているのです。
体内に入るルートとして、

  1. 経口吸収(食べ物などと一緒に口から入ること)
  2. 吸入(呼吸と一緒に吸い込むこと)
  3. 経皮吸収(皮膚から吸収すること)

があります。
経口吸収の場合、解毒作用のある肝臓で90%以上分解・解毒されます。 それに対して経皮吸収は10日かかっても10%しか体外へ排出されません。
経皮吸収された化学物質は、まず皮下組織に溶け込み、そこからリンパ液に流れ、全身を巡って最終的には臓器に蓄積されます。 女性の場合ですと子宮にたまると言われています。
化学物質が少なかった40年前は、現在の死因第1位のガンをはじめ、子供のアトピー、 花粉症やハウスダストなどのアレルギーは現在ほど大きな問題ではありませんでした。 そのため、化学物質の増加が、いろいろな病気の引き金になっていると考えられています。
ここでは、美容の観点からシャンプー、ボディソープなどの界面活性剤(洗浄成分)について述べてお話しします。
シャンプー、ボディソープなどはボトルの裏面を見ると含まれている成分がすべて表示されています。 内容量の多いものから順に表示されていますので、化学物質が上のほうに書かれているものは避けましょう。
有名ブランドが環境や健康に配慮した製品をつくっているとは限らないので、 天然成分や天然素材を使ったものや信頼できるメーカーの製品を選びましょう。 天然成分や天然素材を使用している場合でもアレルギー反応が出る場合があるので、 常に自分の肌に合っているかどうかをチェックしておきましょう。

シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)の安全性比較表

主な界面活性剤の種類と特徴
分類 表示名称 特徴

皮膚
髪への
影響


髪質 カラ
ーの
持ち
高級アルコール ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na
ラウレス-5硫酸
Na
ラウリル硫酸
TEA
ラウレス硫酸
TEA
洗浄力が高く泡立ちもい
いが皮膚の刺激や髪のダ
メージが強くなっている
安価な活性剤。
× 油っぽ

汚れが
多い
×
両性 コカミドプロピ
ルベタイン
ココアンホ酢酸
Na
硬水でも泡立ちがよく高
い洗浄力を持つ。
髪や地肌には刺激が弱い。
 
α-オレフィン酸 オレフィンスル
ホン酸Na
洗浄力が高く泡立ちもい
い。高級アルコールより
刺激がやや弱い。
油っぽ

汚れが
多い
×





グルタミン酸 ココイルグルタ
ミン酸Na
ラウロイルグル
タミン酸Na
皮膚や髪に刺激が弱い高
価な活性剤。洗浄力が弱
く泡立ちがよくない。
損傷毛
乾燥毛
デリケ
ート毛
アラニン系
グリシン系
ラウロイルメチ
ルアラニンNa
ココイルメチル
アラニンNa
ラウロイルサル
コシンNa
ココイルサルコ
シンNa
皮膚や髪に刺激が弱い高
価な活性剤。グルタミン
より洗浄力や泡立ちが良
くなっている。
損傷毛
デリケ
ート毛
タウリン系 ココイルメチル
タウリンNa
ラウロイルメチ
ルタウリンNa
含硫アミノ酸というタウ
リンからできている。
髪、皮膚に優しい低刺激
性。AMTとよばれている。
  損傷毛
デリケ
ート毛
タンパク質由来系
(PPT)
ココイル加水分
解コラーゲンNa
コラーゲン等のタンパク
質を加水分解して得られ
るポリペプチドを元に作
られる。髪、皮膚に優し
い低刺激性で皮膚、髪の
タンパク質と似ているの
でコンディショニング性
が高く毛髪補修効果があ
る高価な活性剤。
洗浄性、起泡性は弱い。
損傷毛
乾燥毛
デリケ
ート毛
スルホコハク酸 スルホコハク酸
ラウレス2Na
泡の持続力に優れ他の活
性剤と組み合わせると起
泡力が増す。泡切れがよ
くさっぱりした洗い上が
り。高級アルコールを原
料としているが、高級ア
ルコール系より皮膚刺激
が弱い。
普通毛


アルカリ オレイン酸Na 石鹸の事。洗浄力がある
がpHが高いため皮膚に
刺激がある。水の中のカ
ルシウムイオンと結合し
てスカムという石のよう
な物を作り髪に吸着し髪
が硬くなる。
× 油っぽ

汚れが
多い
×
酸性 ラウレス-3酢酸
Na
アルカリ石鹸を改良した
物で弱酸性なので刺激が
弱い。合成の油を使用し
ており高級アルコール系
に似ている。
普通毛
アミドエーテル
硫酸系
PEG-3ヤシ油脂
肪酸アミドMEA
硫酸Na
高級アルコール系の泡立
ちの良さがありAMTに構
造が似ているので皮膚刺
激は弱い。
普通毛
ベタイン系 ラウラミドプロピ
ルベタイン
ココアンホ酢酸
Na
目に対する刺激が弱く皮
膚にもやさしいのでベビ
ーシャンプーに使用。
損傷毛
デリケ
ート毛
アミノ酸系 ラウミノジプロピ
オン酸Na
目、皮膚に刺激が最も少
ない。
損傷毛
デリケ
ート毛

良いシャンプーの選び方

みなさんはシャンプーをどのように選んでいますか? 容器のデザイン、テレビコマーシャル、香り、キャッチコピー、価格、製造している会社のネームバリューなど、 人によって選び方はさまざまだと思います。
一番こだわって選んでいただきたいのは、シャンプーの内容成分です。 あなたが使っているシャンプーが髪の傷みの原因になっているかもしれません。
シャンプーを選ぶときは、裏側の成分を見てみましょう。大まかなシャンプーの特徴は、 書かれている成分の最初の5つを見ればわかります。
シャンプーには界面活性剤が必ず入っています。 石油などの合成界面活性剤が入っているシャンプーは6分以上すすがないと髪に残留するだけでなく、 経皮吸収によって人体に蓄積されてしまいます。 また、脱脂力、刺激が強いので、使い続けていると髪もぼろぼろに傷んでしまいます。
それでは、髪にも頭皮にもやさしいシャンプーとはどういうものなのでしょうか?

シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)の安全性比較表

髪や頭皮に刺激がなく、かぶれる恐れがない。汚れは適度に落とし、 カラーリングやパーマが落ちにくい。 添加物がなるべく入っていない。こういうものを選んでいきましょう。
安全な成分を紹介していきます。

アミノ酸系界面活性剤
洗浄力がマイルドで、肌への刺激が少ない活性剤。カラーの色持ちがよく、pHが正常な頭皮や髪のpH値に近く(弱酸性~中性)、 頭皮への負担もありません。アミノ酸は、私たちの体をつくっているタンパク質の構成物質なので人体への影響もありません。
代表的な成分 : ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルアラニン など
ベタイン系界面活性剤
ヤシ油からつくられた天然の界面活性剤です。陽イオンと陰イオンの両方を持ち合わせた両性のものです。
医療用としても使われており、アレルギーをお持ちの方でも安心して使用できます。
代表的な成分 : コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン
酸性石鹸系
普通、石鹸は水に溶けるとアルカリ性を示しますが、酸性石鹸は名のとおり水に溶けたときに、酸性を示します。 弱酸性で刺激が少なく、泡立ちもよく、洗浄力も問題ありません。
代表的な成分 : ラウレス-3酢酸ナトリウム

ここで紹介した以外にも、天然の界面活性剤や合成界面活性剤などさまざまなものがあります。上の表を参考にしてみてください。

正しいシャンプーの仕方

ここでは、正しいシャンプーの方法を紹介していきます。 いくらよいシャンプーを使っていても、シャンプーの方法しだいで効果が半減してしまうかも…

1. 髪をぬらす前にブラッシングを
洗髪前に軽くブラッシングをしましょう。髪のからみやほこりも取れますし、頭皮の血行もよくなります。 ただし、力を入れすぎてしまうと、頭皮の細胞を傷つける場合があるので、軽く行いましょう。
2. プレシャワーリングで70%の汚れは落ちる
シャンプー前の髪をぬらす作業をプレシャワーリングといいます。ぬらすというよりも流すという感覚で行ってください。
髪の汚れはこのプレシャワーリングで70%くらいは落ちます。時間としては2分くらい十分に行ってください。 これをやることでシャンプーの泡立ちもよくなります。
3. スタイリング剤が大量についている場合は軽く泡立てを
ワックス、スプレーなどのスタイリング剤がついているときは、シャンプーの泡立ちが悪くなることがあります。 一度、シャンプー剤を軽く泡立ててスタイリング剤を落としておきましょう。
4. シャンプーは下から上に
シャンプー剤を手にとり、なじませながら髪に塗布します。髪の長い人は髪をめくって後頭部にもつけましょう。 そして十分に泡を立てましょう。泡で洗うようなイメージです。力を入れすぎると、 頭皮の細胞を傷つけてしまう恐れがあります。 爪を立てて洗うことも絶対やめましょう。
毛髪は毛穴から少し下を向いて生えているので、下から上(側頭部から頭頂部)へ、 指の腹で円を描くように頭皮をマッサージしながらシャンプーをします。
次に、下から上へ向かってジグザグに動かしましょう。
5. すすぎはしっかりと
すすぎが十分でないとシャンプー剤が頭皮に残り、汚れとなってしまうことがあります。しっかりすすぎましょう。 すすぐときは地肌から流していきます。ぬるつきがなくなるまでしっかり流すことが大切です。
手で頭皮を掻きながら、しっかりシャンプー剤を落としましょう。また、シャンプーやトリートメント剤を流すとき、 背中についてしまうと、背中から化学物質が経皮吸収されてしまうこともあるので(背中からの経皮吸収の吸収率は高いです)、 流すときは背中につかないよう、気をつけましょう。
6. なるべく早く髪を乾かす
シャンプー後、タオルドライをしっかりして、なるべく早めにドライヤーで髪を乾かしましょう。 ぬれたままにしておくと、頭皮の細胞が血行不良になることがあります。
髪も、キューティクルが開いたままの状態なので、ダメージを受けやすくなります。

毎日の正しいシャンプーは、健康な頭皮と美しい髪をつくるための第一歩です。正しいシャンプーの仕方を心がけましょう。

Digz hair オススメ商品

アミノシールド ソープD

アミノシールド ソープD アミノ酸含有率が40%以上で、石油系界面活性剤を使用せず、 全て天然素材でつくられた頭皮や髪に優しいシャンプー剤です。 防腐剤パラベンも使用していません
主成分がラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルタウリン、 コカミドプロピルベタインと、すべてアミノ酸系の活性剤からできていて、 洗い上がりがとてもマイルドなシャンプーです。 アトピーをお持ちの方、肌が弱い方でも安心して使っていただけます。
適度な洗浄力でトリートメントを使用しなくても髪がしっとりツヤツヤになります。
洗浄力がマイルドですので、カラーの退色を防止したり、パーマの持ちをよくしたりとカラーやパーマのあとにもオススメです。

アミノシールド ソープCOE

アミノシールド ソープD ノンシリコンのトリートメント剤。ペプチド、コラーゲンなど天然成分でつくられた、頭皮や髪にやさしいトリートメント剤です。
 細い髪、ハリ、コシがない髪をふんわりやわらかに仕上げてくれます (ハイダメージの方、パーマやカラーを繰り返している方には、少し軽い質感になるためものたりなく感じられるかもしれません)。